東洋医学外来

 

上馬塲 和夫 先生

上馬塲 和夫 先生
 

帝京平成大学 東洋医学研究所 教授

内閣府認証

 NPO日本アーユルヴェーダ協会理事長

医療法人ホスピー統合医療研究所所長

日本アーユルヴェーダ協会理事

日本温泉気候物理医学会温泉療法専門医

日本統合医療学会理事
   
昭和53年広島大学医学部医学科を卒業後、
東西医学を融合することをライフワークとして、
虎の門病院内科、北里研究所付属東洋医学総合研究所をへて
富山県国際伝統医学センター次長、
富山大学和漢胃薬学総合研究所客員教授をへて現職。
   
田端 瞳 先生(保健師・看護師)
看護師として東京共済病院勤務。
その後、インドの国際留学生(ICCR)として渡印。
インド国立グジャラートアーユルヴェーダ医科大学を卒業し
インドにおけるアーユルヴェーダ医師の資格を取得。
ホリスティックセンター THE SOARA、
スタジオリカクリニック(心療内科)勤務。
アーユルヴェーダを中心とした治療の普及に携わる。
 

東洋医学外来とは

東洋医学外来とは
 

西洋医学と東洋医学のアプローチの差異があります。

さらに東洋医学(鍼など)にも、現代と古典との違いがあります。

現代では解剖学等に則り、筋肉の痛さや硬さにアプローチします。

古典では自然学に則り、経絡(ツボの流れ)に流れる、

氣の流れを整える事で、お身体の不調を改善していきます。

日本人の主食であり、お米の元である、

稲と人間のDNAを比較すると、40%も同様だそうです。

人間の身体も自然物の結晶であり、自然学に順ずる治療は、

人間の身体の回復に於いても、非常に効果が高く、

かつ安全な治療法です!

当院では、東洋医学の中でも古典を中心とした施術を行います。
 
 

大牟田共立病院の東洋医学外来の特徴

大牟田共立病院の東洋医学外来の特徴
 
「アーユルヴェーダ」について
   
◎アーユルヴェーダは、世界最古の体系的な「治療と健康のシステム」

アーユルヴェーダとは古代インド言語であるサンスクリット語のアーユス(生命)とヴェーダ(真理、科学)の複合語で「生命の科学」という意味になります。これはアーユルヴェーダが病気の診断・治療を目的としているだけではなく生命や寿命といった観点からの体系的な健康法であるという事を示しています。アーユルヴェーダは5000年以上さかのぼる太古の時代に確立されたと言われています。以来、主にインドやスリランカで今日に至るまで脈々と受け継がれてきました。

 なお1977年にはWHO(世界保健機関)が21世紀に向けて健康増進策の一つとして、アーユルヴェーダを取り上げて以来、西洋社会にも広まり注目をされるようになっています。
 
◎アーユルヴェーダの定義とその目的

『アーユルヴェーダとは、有益な人生・無益な人生、幸福な人生・不幸な人生、人生にとって有益なこと・人生にとって無益なこと、人生の長さ・人生そのものについて説かれているもののことをいう』

(チャラカ サンヒター)

と古典の中にアーユルヴェーダの定義がのべられています。

 

アーユルヴェーダの目的は『病気の治療とともに健康な人の健康を守ること』です。

このようにアーユルヴェーダでは、健康な人も対象にしています。健康な人は無病であるだけでなく、それを前提に老化に負けず心身ともに積極的で質のいい生活を送ることができるようにすること。ただ生きてゆくのではなくどうすればよりよい人生が送れるのか、そして幸福な人生、長寿を全うすることができるのかを考えます。

 それは5000年以上も前から口伝で伝承されてきたというアーユルヴェーダの基となるヴェーダ(古代インドのいわゆるバラモン教の聖典)の叡智に基づいていると言えるでしょう。
 
◎アーユルヴェーダのめざす健康は、健幸のこと

1.3つのドーシャ(ピッタ、カファ、ワータ)のバランスが良いこと。

2.ダートウ(身体の構成要素)の機能が正常であること。

3.マラ(老廃物)が正常につくられ、排泄されること。

4.消化が正常に行われていること。

5.心や五感が幸福感に満ちている

以上の5つの条件が満たされた状態が健康であると言っています。

このような定義からすると、「健幸寿命を延伸させる」のがアーユル

ヴェーダであると言えます。

 

ドーシャ;心身の体質や体調を調節している生命エネルギーのことです。

          それはピッタ、カファ、ヴァータの3つの種類があります。

          それぞれのドーシャは五大元素から構成されています。

          ピッタは主に火と水の性質を持ち、同様にカファは主に水と

          土、ヴァータは主に空と風の元素からなっています。

                   体質や体調によりこれら3つのドーシャの割合が異なるのです。

五大元素;宇宙の始まりから存在しているあらゆる物質の基となるものを

     いい、空、風、火、水、土に分類されて、宇宙の万物に含まれて

     います。 

ダートウ;身体のシステムや構造、機能を支え、身体の生命活動において
     基本とされる存在であり、
     ①ラサ(血漿、リンパ)  ②ラクタ(血液)
     ③マーンサ(筋肉組織)  ④メーダス(脂肪組織)
     ⑤アスティ(骨組織)  ⑥マッジャー(骨髄組織、神経組織)
     ⑦シュクラ(生殖組織)で構成されています。
     これらも、五大元素(空・風・火・水・地)から構成されて
     います。
 
◎アーユルヴェーダの治療の原則:患者自身の取り組み

アーユルヴェーダの治療について、古典の中で次のように述べています。

『医者・薬・患者・看護人、これら四つがそれぞれの特質を生かして協力してドーシャの不均衡状態を取り戻して均衡することを治療という』

(チャラカ サンヒター)

病気の治療には患者自身の取り組む姿勢だけではなく治療に関わる人々の協力と、的確な処方薬が求められるのです。
 
◎アーユルヴェーダの治療法とは

実際の伝統的なアーユルヴェーダの治療法には、嘔吐を促す催吐法(ヴァマナ)、排泄を促す催下法(ヴィレーチャナ)、浣腸による治療である浣腸法(バスティー)、不浄な血液を抜き取る瀉血法(ラクタモークシャナ)、鼻腔にオイルを垂らす経鼻法(ナスヤ)などの方法があります。これらは、前処置⇒中心処置⇒後処置の順で行われ、病気の予防というより一層の健康増進・若返りを目的として行われることも多くあります。

 いずれも個人差(各人の体質)を考慮して行われます。それにより、深いストレス解消、若返りの効果が望めることから近年注目を集めています。
 
◎本院の東洋医学外来で行われるプログラム

アビヤンガ;伝統的な油剤法の一つです。皮膚という大きな臓器に

 対して油を塗布して行いますので、ボディオイルトリートメントと

 言えます。用いるオイルは、セサミオイルをベースにした温かい

 ハーブオイルを使用することが一般的で、体質や季節に応じて

 オイルの種類を変えます。体の毒素の排泄を促し、深い心と体の

 リラックス効果をもたらします。 

シローダーラー;仰向けに寝た状態で頭部を少し後ろにそらせて、

 額を中心に頭部全体に、温かいセサミオイルを垂らしていきます。

 20~40分ほど行います。多くの方々は瞑想の時のような至福の

 状態を味わうことができます。当に癒しの体験です。

 不安や不眠などに効果があるといわれてきましたが、実際、

 不眠症に効果のあることが2016年、岡山大学の時信亜希子氏より

 証明され英国の国際論文に発表されました。

   

カテイ・バステイ;温かいハーブオイルで背中の下部を温めます。

 腰痛などに有効性が期待できます。

ネートラ・タルパナ;眼の周りの緊張をほぐし視力や視界の回復を

 目的に施術いたします。眼の疲れがとれる効果も期待できます。

 まず顔のマッサージを行った後に、ギーという無塩バターから精製され

 たオイルを眼に使用します。

ガルシャナ;絹の手袋でしっかり乾布摩擦を行って血行を促進させ

 ます。それにより体内の老廃物を排泄しやすくすることで、皮膚の

 輝きをもたらすといわれています。脂肪を減らして体重を落とす

 ことに効果が期待されています。

●バーシュパ・スヴェーダナ;ハーブのスチームで体を温めて発汗させる

 発汗法の一つです。多くはアビヤンガ(オイルマッサージ)の後に

 行い、体内の毒素を、体の外に出しやすくします。

ワルカ・スヴェダナ;温めた砂を使った発汗法。オイルを使えない人に

 行う毒出し発汗法です。

ナスヤ;首から上の病気(頭痛や鼻炎、上気道炎)や更年期のホルモン

 異常、不妊症に対して行われる点鼻法です。鼻からオイルを、最初は

 2滴ずつ垂らして、鼻腔から頭部の毒素を浄化します。頭痛や花粉症

 などが改善した例を当院では報告しています。

ジャラネーティ;これも鼻腔の浄化法の一つで、特に軽度の花粉症や

 鼻炎、アレルギーの方が、自分で簡単に行える鼻洗浄法です。

 自宅で自分でできるように実技指導も行っています。

ラクタ・モークシャナ;体内の毒素により血液が汚れ、循環がわるく

 なって種々の痛みや凝りなどが発生している方に、皮膚にオイルで

 処理した後、直接病所から瘀血を出す治療です。

呼吸法;自分に合った呼吸法を学ぶことができます。

瞑想法;自分に合った瞑想法を学ぶことができます。

食事療法;自分の体質に合った食事療法を学ぶことができます。

自然朗報&生活処方箋;今の自分に必要であり、体質に合った

 セルフケアの方法を学びます。

ジョーティッシュ;古代インドから伝えられる天文学の技法を使い、

 その人の精神的な性向を見極めます。それにより自分にあった生き方に

 気づくことができます。

 

本院の東洋医学外来では、上記のようなアーユルヴェーダの体質別のオイルトリートメントや治療法、ヨーガの指導、ストレスに対するカウンセリングなども行っております。さらには、漢方薬やハーブ、サプリメントの処方なども行っております。

東洋医学外来の医師と看護師(インド中央政府公認アーユルヴェーダ医師)にご相談ください。

 

 

予約診療

予約診療
 
・事前の予約が必要となります
・受付へ予約をお願い致します
 

自由診療

自由診療
 
東洋医学外来は、自由診療になります。
健康保険では受診できませんのでご留意下さい。
 

予約状況

予約状況
 
診察日は月に2回隔週で
第2土曜日と第4土曜日に行っております。
※学会等参加により不定期になる場合がありますのでご確認お願いいたします。
   
※ 新規の患者様は診察時間が1時間になります。
   再診の患者様の診療時間は30分です。
   
【 受付時間 】
9:00 ~ 17:30   TEL 0944-53-5461
<<医療法人悠久会 大牟田共立病院>> 〒836-0012 福岡県大牟田市明治町3丁目7番地5 TEL:0944-53-5461 FAX:0944-56-5949